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2013年4月6日土曜日

ウユニデーツアー


3月14日 
 朝起きて腹の調子はよ良さそうだったので、デーツアーとサンライズのツアーを再度申し込んだ。この時点で、ウユニでの3泊は決定し,ラパスでのデスロードの体験はできなくなった、デーツアーは10時〜5時くらいまでで、チャーターでは通常のツアーランチ付きで170ボリだった。


 今回のゲストは東大生2人組男性と新婚旅行カップルの6人だった。チャータでは飛ばされた、列車の墓場や塩の収集所をみたいり、水がわき出したりしているポイントを見学する。

列車の墓場。かつてはこの鉄のかたまりも走っていた。

の収集所

  塩のホテルの所の外でランチを食べる。ランチはどうせサンドイッチだろうと思っていたが、ご飯に、薄く叩き伸ばした鶏肉に味をつけ衣をつけてあげてあるミラネサと、トマトと、キュウリだった。この食事、全然期待していなかったけど美味しかった。特に大きなキュウリに塩をつけてたべるとさっぱりして美味しかった。

 反射ポイントまでは、ランクルの屋根に乗り行ったが、ドライバーのカルロスは若いドライバーで飛ばす。正直言って寒い。自分は後ろのほうだったから、良かったが前の東大生は凍えていた。
塩が干上がるとこんな感じ
反射ポイントに来て問題が発覚。実は、カルロス、みんなの長靴を持って来ていませんで、水たまりに入ることが出来ず、早々に反射ポイントから退散。
屋根の上に乗って移動
しばらく戻り、水がないところで、トリック写真撮影大会となりました。カルロスは、いくつかおもちゃを持って来ており、それを使って、カルロスが撮ったり、自分で撮ったりする。これはこれで、なかなか楽しい時間を過ごしたが、カメラ持って来ていない人はいないけど、あんまり興味がない人は、つまらなかったかも?

怪獣に襲われています
またまた長靴
巨大バナナ
つまみ上げ

スプレー
そのあとプレインカと言う場所に連れていってもらった。ここはには洞窟がありその洞窟の中にはファミリーと思われる何体かの遺体があったその遺体は、座って家族団らんをしているような形で、母親は子供を抱いている。おそらく家族団らん中に家が埋まってしまい、なくなったのだろう。

プレインカの洞窟

ここには、こういった洞窟がいくつかあるようだった。
これを見終わって、ウユニの町に帰り着いた。
この日の夕食も、とりあえず野菜スープにしておき、次のサンライズツアーのため早めに床についた。

リクーニャが一人物思いにふけっておりました。



ウユニ到着 サンセットツアー


3月12日 
 なかなか寝付けなかったが気がついたらバスは止まっていた。もう日が上りあたりは明るい、外に降りてみると、運転手がタイヤ交換をしていた。おそらくパンクしたんだろう。ウユニまでの道は大半がダートだ。パンクするのも、不思議ではない。ここはダート道で車が通ると誇りが舞い上がるが、通る車もなく、周りは草原、標高も高いので、空気が奇麗な感じがした。1時間位して、バスは出発した。

 ウユニには、8時くらいには着いただろうか?到着後、先ずは予約しておいた、ホステルPiedra Blanca Backpackers Hostel に荷物を置いてから旅行会社に行こうと思っていたが、途中でホダカツアーという日本人御用達のツアー会社のおばちゃんにつかまり、そのままそこのオフィスに行った。とりあえずその日の、サンセットツアーとサンライズツアーを申し込んだ。サンセットツアーは午後3時から10時、サンライズツアーは午前3時から10時までだが、だいたい9時前後には帰ってくるようだ。

 サンセット、サンライズツアーを行くと、ホテルにいる時間が5時間、寝る時間は3〜4時間くらい、途中の塩のホテルに泊まるとディナーと朝食付きで140か150ボリ追加、滞在時間は7〜8時間あり、寝る時間が稼げるが、風呂無し、トイレ紙なし、臭いを覚悟しなければならない。我々は、ホステルを予約していたので、サンセットと、サンライズツアーを申し込んだ。
 チャーターで、一人1ツアー130ボリ。2ツアーなので一人260ボリ3500円くらいか?

 予約しておいたホステルに行くと、チェックインは11からと言われ、荷物を置かせてもらい、先ずは、ご飯を食べに行った。

 タコス料理の店に行き、妻は肉と野菜のタコス、自分はご飯と卵と肉のタコスを頼んだ。妻が頼んだ物は美味しかったが、自分が頼んだ物は、少し油がこく量が多く、胃にもたれた。コパカパーナ以来、腹が張り続けているのに、無理やり押し込んだ。

 その後サンセットツアーのための、お弁当等を買い込み、宿に戻り、シャワーを浴びて出発まで、2時間程寝た。部屋は6人部屋で、なんと全員日本人男子学生。一人は、ラパスのホテルで一緒で、夜結構長く話をした人だった。

 彼らは自分たちよりも早くウユニに着いており、今日別のホテルより移って来たところだった。

 3時にツアー待ち合わせ場所に行くと、今日のメンバーは全員、同じバスだった女の子4人と、バスの事務所でしゃべった男性2人だった。
ツアーメンバー

途中で長靴を合わせ、ウユニに出発。途中でお土産物やさんのコルチャニ村に寄る。
ここで、トイレに行こうとしたら、2ボリだという。一応2ボリでトイレットペーパーを少しくれる。

リャマの放し飼い。子供のリャマ赤いリボンがかわいい

途中のお土産物屋さん
お土産物は、塩で出来た置物や、アルパカの、帽子やカーディガン、手袋、マフラー等等である。荷物になるので、特に何も買わない。写真だけ撮る。
お土産物屋の次は塩のホテルに到着した。ここで女の子たちはチェックイン。ここには、各国の旗がたてられおり、北極点か南極点かのような感じ。
なんだか曲点にきたような感じ
ここで、みんなでトリック写真を撮る。トリック写真は、周りの風景が白くて遠近感がなくなるのを利用して、近くのものと遠くの物を対比されるような手法で写真を撮ると、面白い写真が撮れる。


 自分もまずはペットボトルの上に乗っている妻の写真や、長靴に入っているツアーメンバーの写真等、いくつか撮ってみた。
ペットボトルに乗っている写真。かなしいかな陰をみると乗ってない(^_^;A
定番の長靴の写真
遠近法を使うので、近くのものと、遠くの物に出来るだけピントがある様に設定しなければならないので、被写体深度を深くする必要があるので、自分は10mmのレンズで目一杯絞り込んで撮影した。明るいので、シャッタースピードはそんなに気にならない。


 焦点距離の長いレンズを使うと、手前の被写体までの距離が長くなり、さらに遠い被写体は大きく映るとので、さらに離れなければならなくなるので、撮りにくいと思ったのだが、近い側の被写体が遠くなるので、被写体深度も深くなりもしかしたら、少し長めのレンズのほうが使いやすかったかもしれないと今は思う。
 今度スキーでも行った時に試してみたい。
塩のホテルを飛び越えるのを目標にジャンプ

 みんないろいろ小道具を準備してきていて、我々はそれをお借りして撮影したが、やはり何かオリジナルな物を考えておくべきだった。

 トリック写真は楽しんだあとは、いよいよ水が張っている反射ポイントへと向かう。
潮のホテルでゆっくりしすぎたので、反射ポイントについたのは日が暮れかけていた。すでにたくさんのツアー客しかも多分全員日本人が、思い思いのポーズで、写真を撮ってる。お約束のウユニの人文字、裸でポーズの学生達、この寒いのに若い人はいいなと思いながら、人のポーズの写真を頂きます。

若者は元気だ。

 さて我々も、ウユニの人文字写真だ。ウユニをやるにUが2人、Yが1人、Uが2人、Nが3人Iが一人の合計9人必要で、シャッター押す人を入れると10人いる。我々はドライバーをいれて、9人、セルフタイマーでも撮れるが、シャッター押して、走ってポイントまで行くと水が揺れてしまい奇麗に反射しないので、別の車のドライバーにシャッターを押してもらう。自分でも押したいので、土別の車のドライバーに人文字に入ってもらってシャッターを押してもらったりした。
よそのグループのウユニを頂く

できばえは?あれ?露出間違えて暗くなってしまった。気がついたのは後で、いまさらもう一回やろうなんて言えないので、現像時になんとかすることにする。
我がチームのウユニ。

 だんだん暗くなり、夕暮れの写真となってきた。本当に3脚が必要になる。今日は夕焼けはそんなに赤くはないが、水平線に赤く染まった雲が水面に写り、とれても奇麗だ。
この夕日をバックに、参加者全員で、ポーズをとってもらいたかったのだが、自分もそうだが、もうみんあ自分の写真を撮るのに夢中で、それどころではなかった。





日が落ちていくと、次第に、星が見え始めた。まだ明るいなと思いながら、シャッターを切る。レリーズを日本に忘れて来たので、シャッタースピードは30秒までしか切れない。絞りを開放で、ISO1600で撮る。ISO1600だと実は星は良く映らない。本当は、シャッタースピードは1分〜3分程度欲しいところだ。これ以上ISOをあげると、画質が荒れて大伸ばしに耐えられなくなるので、これも現像時に増感する。まあ増感するとおなじ様に荒れるのだが。。。

 だんだん暗くなり、南十字星と、オリオンがはっきりわかる様になった。ニュージーランドで出会った女性に南十字星の見つけ方を教えてもらったので、すぐにわかる。
ちょっと星をバックに自分撮りしてみる
何枚かシャッターを切ったところで8時くらいになり、ドライバーからそろそろ帰るぞという合図。まだまだ撮りたかったが、実は1時間位前からお腹が痛く、トイレにも行きたかったので一番に車に乗り込む。

 途中潮のホテルで、トイレを借りるが、いきなり使用料5ボリと言われる。5ボリなんて小銭持っていない。一緒の男性に、3ボリ借りて、その男性が、緊急事態だから、勘弁してとお願いしている間にトイレにダッシュ。本当危なかった。そのあと足らないともめていtらしいが負けてもらった。(≧∇≦)

塩のホテルのトイレは電気もなかったが、とりあえず便座はあった。水は手桶で水を組んで流す。


 車に戻り、ウユニの町を目指すが、なんだか体調がわるい、まだお腹が痛いのと、寒気がする。町に到着後、すぐに部屋に戻り熱を測ると、7℃5分くらいある。オーストラリアでもらった解熱剤パナドールとペニシリンをのみ、風呂も入らずに寝たが、お腹が痛い。

 この夜は10回以上トイレに行った。下痢すると水分がでてしまうので、水を補給するが、その水がまたすぐにでてしまうという悪循環だ。サンライズのツアーはとても行けそうにないので、妻だけ行ってもらうことにする。3時に妻をホテルの出口まで見送った。

 妻は9時頃返って来ただろうか、とても奇麗だったとご機嫌だ。こっちはまだ下痢が続いている。今日は何も食べない作戦にでることにした。からだを直さないことには、明日からの行動のプランが立たない。ほぼ一日中寝ていたら、夜には下痢は止まった。熱も、夜のうちにはなくなり、体調はほぼ戻ったようだった。それでも用心してディナーは野菜スープだけにしておいた。






























2013年4月3日水曜日

ラパス〜ウユニ、月の谷


3月11日 ラパス〜ウユニ
 今日はいよいよウユニに行く日だがバスの出発は午後8時。めちゃ時間がある。昨日、コパカパーナの帰りにそのままバスに乗ればよかったと後悔したが、もうおそい。昼間は月の谷というところに行くことにした。
 月の谷はラパスからバスで40分くらいのところ。朝食の時に一緒になった卒業旅行の男の子と一緒に行くことにした。学生広場のバス停まで歩いて行ったのはよいが、何処がバス停かわからない。おまけにバスがどれかわからない。露天でクルミみたいな物を打っているお兄さんに尋ねると、教えてくれた。

 すぐにバスはやって来たが、本当にこのバスでよいか自信がない。乗り込んで、月の谷の方面の町の名前を言ってみると運転手が早く乗れという仕草。一人2、5ボリ払い乗り込む、本当にこのバスでよいか心配で車が行く方向を地図と照らし合わせてみるが、さっぱりわからないが、間違ったときはその時だと腹をくくり、座っていると、バスの運ちゃん手を挙げて、ここだよと教えてくれた。ちゃんと覚えていてくれたのねとちょっと感動。

 月の谷の前には各国の旗が立っている。もちろん日の丸もある。入場長いくらだったか忘れたが、を払い、中に入る。最初に売店があり、まずは水を買う。

 月の谷には、対象様々な、泥の隆起物がある。鍾乳石は上から垂れ下がっていたり、下から隆起したりしているが、鍾乳石の隆起の様に無数の突起物がある。
月の谷はこんな土の隆起でいっぱい。

マザームーンは松茸の様にも見える


サボテンがあったりする。







 早速大学生の男の子はあれに登りたいといい、よじ上って行く。若い者には負けない用途自分も、妻もよじ登り、写真撮ったりなんかして、降りて行くと、おじさんが登るなって怒っていた。Σ( ̄□ ̄;)

 一つ一つの隆起物を月と言っているのか、一番大きな突起物はマザームーンと言うようだ。まっすぐに5m程度、隆起している。先っぽがすこくふくれあがり、少し色が黒くなっており松茸のようになっている。人によっては、いろんな者に見える。
真ん中の隆起がマザームーンだそうだ

 そういった突起物を見ながら約1時間位で一通り見て回った。あんまり期待していなかっただけに、結構満足した。

 帰りのバスは、みんなラパスの中心を通るだろうからと思い片っ端から、ミニバスを止めて、町の中心部と思い込んでいる、サンフランシスコと告げてみるが、どのバスからも断られる。しょうがないから、セントロち告げてみると、あっさり、バスは乗せてくれた。

 今まで止めたバスはみんなサンペドロと書いてあり、なんと、ミルトンホテルの近くを通るようである。注意深く、周りを見ていると、見覚えのある風景がでてきので、そこでバスをおろしてもらい、ジャッキーチェーンという中華のお店でお昼をたべた。チャーハンを食べたが、まあ美味しかった。

 男の子と別れて、我々は、今度ラパスに戻って来たときのツアーについて、聞いてみた。興味があるのはデスロードという自転車で標高4700mから1200mまで一気に下るツアーだ。
300ボリから600ボリまで値段はいろいろあるようだが、違いは自転車のサスペンションが前後着いているか前だけとかの様である。ピックアップは7時半で、だいたい5時から6時には返ってくるようだ。ツアー会社の説明もいろいろで、パソコンで、プレゼンしてくれるところや、口頭だけでの説明、ツアーに着いてくるTシャツに書かれているコースマップを使いながら、説明してれるところいろいろであるが、自転車の違い以外はどこもあまりかわりなさそうであった。
 4700mからのダウンヒルは、高山病の危険性があるが、ぜひチャレンジしてみたいものである。

ウユニ塩湖で2泊して返ってくれば、1日はこのツアーに参加できるのだが、ウユニで天気亜悪かったり予期せぬことがあれば、3泊することになるので、予約はしなかった。
 そのあとは、お土産物屋さんみたりしてラパスの街ブラした。
ラパスの街のショーウインドーに飾られたウエディングドレス。ラパスでのはやりだろうか?ミニスカなのが気になる(笑)

こんな面白い物もうっている。
ホテルで、タクシーを頼むと、ホテルのおばちゃんはすぐにタクシーを止めてくれてバスターミナル(こちらではテルミナルと言っている様に聞こえる)まで15ボリよと言ってくれた。昨日、ターミナルから来たときの値段と同じだ。

 タクシーの運ちゃんは、ものすごく期限がよくて、ターミナルに着くと満面の笑顔で手を振ってくれた。それをみた妻は、タクシー料金実は高いのではないかと言い出した。本には10〜15ボリと書いてあるので、今度乗るときは注意してみようと思う。

 トドツーリスモのオフィスは3階にあるので、荷物を抱えてあがらないければならいかと思うと、荷物より気が重かった。1階の入り口に、お兄ちゃんが立っていて、チケットを見せると、荷物にタグを付けて預かってくれた。どうやらバスは2台あり、上のオフィスで、どちらのバスかを確認して連絡しろと言っているみたいだ。

 3階のオフィスに行くと相川翔似の係員がチケット見せろと叫んでいるので、見せると、手続きをしてくれて、1番のバスだと教えてくれたので、下に行き、荷物番の係員に1番と告げた。我々が着いた時刻は7:30頃、他の早く着いた人達は荷物を上まで一旦持ってあがっていたので、いいタイミングで、到着したようだ。最も他の人達は他のところから到着して、ラパスで泊まると、効率が悪いので、そのままこのオフィスで待っていたらしい。

 待合室をざーっと見渡すと、日本人が、半分くらいいて、中に入ると一斉にこちらを見られ、気持ちよく挨拶された。どうやら、到着後のチャータ−ツアーのメンバーの見定めをしているようだ。だが、既に人数はいるようで、我々は声をかけられなかった。

 ウユニのツアーでは日本人以外は、湖面の反射に興味がないらしく、ツアーに外国人が入ると、好みが異なり、思うようにならないという本当か嘘かわからない噂が飛び交っており、みんな日本人同士のツアーを組みたがるようだ。
 
 我々は、とりあえず様子を見ることにして、コパカパーナから帰りのボート私のところで見かけた女性4人組がいたので、少し話をして、そのあと、オフィスの下で水を買うところで少し話をした男性もいたので、少し話をしておいた。

 相川翔がバスに行けというので、バスに乗り込んだ。我々の席は前から2列目、情勢4人組の後ろだ。まあ女性4人組は3人は世界一周で、一人は南米で日本に帰るというグループだった。

 バスに乗り込むと、すぐにディナーが配られた。ピラフに人参メインの野菜と、小さな鶏肉のようなもの。飛行機の機内食より一回り小振りな感じ。前の席の女の子は、まずーと叫んでいたが私は、まあまずくはないなと思った。

 配っている人を良く見たら、先ほどの相川翔じゃないか、横っちょのとんがった眼鏡を外して、エプロンをして、手袋をはめている姿は、もう相川翔ではなく、可愛らしい少年のようで、妻にも前の女の子達にもかわいいと受けていた。
 あと、ミネラルウオーターとお茶、ホッウオーターに好みのお茶(自分はコカ茶をチョイス)と枕と、毛布が配られ、バスは出発した。
 バスは揺れるので、ディナーとお茶はバスが出発する前まで急いで、食べる必要がある。

 バスは、ラパスを出て急な坂道を登り、空港の横をとおり、ウユニの方に進んでいく。日記でも書こうと思ったが、バスの振動は想像以上に大きく、とてもかけた物ではないので、寝ることにしたが、リクライニングは結構倒れて、問題ないのだが、腰が痛くなかなか寝付けなかった。


コパカパーナ〜ラパス


3月10日  
 パブロとの約束は、8時にホテルのレストランで待ち合わせ。8時に行くと、パブロは窓際の景色のいい席を取って、レストランの入口で待っていてくれた、朝食は、パンと、コーヒーとヨーグルト程度であったが、可もなく不可もなくといったところだ。

 今日も、おならは止まらない。食事の後は、荷物をまとめてホテルに預けた後、コパカパーナの山に登った。ホテルから山の登り口に向かう途中、10匹くらいの、犬の集団がいた。なんだか嫌な予感がしたのだが、一匹の犬が、自分に吠えかかって来た、自分が追っ払いきれないでいると、他の犬も自分の周りにまとわりつき始め、囲まれてしまった。

 狂犬病の注射を射って来たとはいえ、もし噛まれたら、すぐに病院にいかなければならい。ここで、自分が攻撃すると噛まれるかもしれないし、何もしないとさらに吠えかかってくる可能性があるしで、どうしようかと思っていたら、お土産物売りのおばちゃんが石を投げて追っ払ってくれて、ことなきを得たが、また、しばらく歩いていると、また集団でやって来て、今度は犬同士でじゃれ合ってその勢いで、自分に体当たりをしてきた。
 このときは追っ払い方を考えていたので、自分で追い払うことが出来て一安心した。

 しかし、この山登りの坂道はきつい。石畳であるが、ものすごい角度だ。おまけに空気が薄いので、一歩一歩が重たく、すぐに息がきれる、ゆっくりゆっくりと登って行き、空気をたくさん吸い込もうとするが、お腹が張っているので、空気も入らない感じがする。

 ただ、空気をたくさん取り込みたいときは、お腹をへこませて、中に入っている空気をすべて吐き出してしまうようにして深呼吸すると、肺に新鮮な空気がたくさん入ってくる、このように深呼吸をしながら登っていく。

 さすがにガイドのパブロは慣れた物で、上のほうで待っている。

 この山の頂上には大きな十字架がたくさんあり、地元の人達の信仰の山となっているようで、たくさんの地元の人達が、登っている、途中で休憩している、おばちゃん達からコカの葉っぱを貰いそれを口に入れて、クチャクチャガムの様にして食べてみる、このコカの葉は、高山病に良いらしくパブロが進めてくれた。でも、口の中に繊維が残り、気持ち悪くなり、すぐに吐き出してしまった。

 1時間程かけて、頂上まで登った。頂上にはお土産物やさんが並んでいる。十字架の周りには、それぞれの人々が、自分が信仰する十字架があるのだろう、おのおのの十字架の前でお祈りをしている。
 ロウソクを灯すところもあり、いろんな色の、ロウソクも売っているが、この色によって、お願いごとが変わるそうで、家内安全の色、お金儲けのための色、健康ための色等がある。これもパブロが教えてくれた。
 頂上からの、景色は、コパカパーナの町と、チチカカ湖が一望でき、すばらしかった。

 山を下りて、ランチを食べることにしたが、ランチのレストランは昨日のランチとディナーを食べたところとおなじといううので、レストランは替えたいというと、気に入ったところで食べていいよということになり、出発まで自由時間となった。

 ランチは、少し湖よりの、ところで、比較的、人が入っているcafeで食べたが、やはり、湖に近くなると、高くなるようで、パブロが教えてくれた相場の2倍くらいの値段がした。

 味も量も昨日のレストランのほうがよかったような気がする。

 1:30発のバスに乗り込むと、隣には、日本人の女の子が2人。大阪から卒業旅行で来たという。帰りのバスを船で運ぶ時、その女の子とパブロがスペイン語で話をしている。実はスペインに留学経験があり、かなり話せるようだった。バスを待っている時、パブロは突然写真を撮ろうというので、いいよとカメラを渡そうとしたら、なんと、パブロは自分の携帯を他の人に渡して撮ってもらっていた。

 自分たちを案内している時に、自分のカメラで写真撮ったことなんかなかったのに、若い女の子達とは一緒に撮りたいんだろうなと思い、おかしかった。

 ラパスのバスセンターには、5時頃に到着した。ミルトンホテルにタクシー(15ボリ)で行き、チェックインしようとしたが、おじさんに一昨日チェックアウトする時に予約したでしょと言ったが予約されていなかったが、とりあえず部屋は開いていたので、ツインの部屋にチェックインした。部屋は裏の方で、景色は悪いが、静かだった。シャワーのお湯がちゃんと出なく、寒かった。


2013年4月2日火曜日

ラパス〜コパカパーナ


3月9日
 妻がコパカパーナまで行ってみたいというので、コパカパーナまでのツアーに参加してみた。朝のピックアップは、7時10分だったが、朝6時に起きてみると、今日は市がたつひらしく、ホテルの前の道のど真ん中に出店の準備をしている。どうやら、今日は、ホテルの前は通行止めのようだなと思った。あれ?どうやってバスはピックアップしにくるんだろうと思っていたら、ガイドさんは走ってやってきた。
 
 ガイドさんはパブロという名前の男性だった。軽く自己紹介をすませ、バスにのる。バスには、既に何人んか乗っていた。バスは、市内のホテルを巡回し、お客さんを順次ピックアップしていく。全員ピックアップするのに1時間くらいかかり、ようやくバスはラパスを出た。

 ラパスの町を出るとバスは急な坂道を登り続け、おそらく、4000mくらいの標高の道を進んで行く。周りは草原で、羊等が放牧されている。
こんな牧草地帯を走る
途中ガソリンスタンドでトイレ休憩をしたあと、2時間半くらいで、チチカカ湖の湖畔にたどり着いた。ここは、最もチチカカ湖の巾の狭いところで、ここで筏にバスを乗せ、湖を渡る。人間は、船で別に渡る。
こんな筏でバスはチチカカ湖を渡る。

 船で対岸に渡ったところで、パブロが、サルーチャ?というお菓子を食べないかというので、1つ購入してみた。これは、小麦粉の生地のなかに野菜と肉が詰まったパイのようなお菓子?だ。生地を食べると中から野菜と肉のジュースがでてきて、舌をやけどしそうになりながら食べる。パブロが、唐辛子と一緒がいいぞとすすめられ、一緒に食べると唐辛子の辛さとマッチして、うまい。でも、辛い。でもうまい。でも熱い。

 唐辛子と、やけどで口がピリピリになり、唇をなめながら、バスに戻ると、おなじ経験をした白人から笑われた。

 ここからバスは45分くらいで、コパカパーナに到着した。ここからパブロの案内で、町をまわる。ツアーの参加者は我々以外に、6人程いた。バスは、通常のコパカパーナ行の路線バスだったようだ。
 
 最初は教会。教会の周りには、数台の車が花でデコレーションされ、並べられていた。これは、車のお払いのようなものらしく、土日は何台もの車が持ち込まれるとパブロが教えてくれた。まあ日本でも神社でお払いする人も多い(私はしたことないが)ようなので、何処の国でもかわらないなと思った。ただ車のデコーレションはこちらが派手である。
派手なデコレーション。このあと車にお酒をかけていた。

車のお払い
次にランチにレストランへと行った。コパカパーナはチチカカ湖で採れるトルーチャ(マス)が有名だそうで、トルーチャのソテーを注文した。ところがパブロが耳元で、このトルーチャはカナダからの輸入品だよと教えてくれた。このあたりもどこの国も事情は同じようだ(笑)
カナダ産トルーチャのソテーのランチ
高山病に良いと言われるコカ茶

コパカパーナのレストラン。おしゃれなところも多いが何故か人が入っていない。
アルパカ製品のお土産物屋はそこら中にある。
昼食後は、ボートに乗り、チチカカ湖に浮かぶ太陽の島に向かう。ボートの屋上に乗っていたが、風が強く、とても寒く耐えられなくなってキャビンに引っ込んでしまった。標高はラパスより200m高い3800mだ。風も冷たい。
チチカカ湖のボート

ボリビアの国旗
ここは、空気がきれいなのか、光が当たると、いろんな物が奇麗に見える、日差しも強烈だが、気温が低いので、日焼けする実感が湧かない。日焼け止めを塗っておかないととんでもないことになる。

 ボートは1時間くらいのっていただろうか、ようやく太陽の島に到着した。
太陽の島のお土産物屋さん
太陽の島の船着き場の周りは何もなく、トイレがあるだけだった。上陸して、しばらく登ると石積みの遺跡のようなものが、見えて来た。これは、寺院だそうで、昔はいろんな儀式が行われていたとパブロが教えてくれた。
お寺の跡
山道を歩いていると、何とも表現しようのないような凄い鳴き声がする。振り返ると、小型の馬のような動物、多分ロバだろう。それが、凄い声で鳴いている。でもなんだか愛らしい。この他に、羊や、アルパカ、リャマ(たぶん)、豚、馬等のいろんな家畜が放し飼い知れていた。かわいさではアルパカですかね?

たぶんロバさん
豚さん
羊さん
アルパカさん
たぶんリャマさん

 島は、遠くから見ると縞模様をしている、これは、段々畑が作られているからで、島の住民達が、畑を耕しているところ等が見えたりした。
段々畑で島は縞模様。
太陽の島の展望所のようなところには、お土産ものを売っているおばちゃん等がいたりして、自分たちも折角の記念にということで、アンゼンクロスという十字架のようなペンダントを買った。このアンゼンクロスの意味をパブロが説明してくれたが、正直言ってなんだかわからなかったが、一応この土地のものらしいからということで購入した。

 このお土産物のおばちゃんの近くからは、月の島がよく見える。湖だから、波はあまりなく、船が通った後が静かな湖に、奇麗に後を付け、そこに月の島が浮かんで見える風景は、奇麗だった。
 
 さらに歩いて行くと、人家のような物が見えて来た。下には、先ほど要理は立派といってもたいしたことないが、港が見える、この島の人口は、約2000人だそうで、おそらく、この港の周辺にみんな家があるんだろう。

 このころから、お腹が何となく張ったような感じになり、ゲップとおならが5分置きくらいに出る。最初は、お昼に、コーラを飲んだので、そのせいだろうと思っていたが、とにかくお腹が張って、口からとお尻からとドンドンガスが出る。食欲もない、

 港からは平地がなく急な階段道がある。ロバに荷物を背負わせて、この坂道を行き来している棟だった。坂道を降りて行くと、水が出ている場所があった。3個の穴から勢いよく水がでており、これが、この島の生活用水として使われているようだった。この水は飲むことが出来るというので、少しだけ口に含んでみたが、普通の水であった。あたりまえか?
 この水が出ている道はまだずいぶん高い位置にあり、ここから水路を通り、湖に流れ出しているが、この水路をものすごい勢いで水が流れて行く、ニュージーランドで見たFUKA FALLのミニチュア版のようだ。
太陽の島の水場

 この港から、船に乗り、コパカパーナまで戻った。おそらく帰りは追い風だったのだろう。船の上のデッキに登っていたが、行きのようには寒くなかった、
こんな狭い箇所も進む。

 コパカパーナに戻ったのは、6時くらい、ここで、1日ツアーの人とはお別れして、我々は、ホテルへ向かった。ホテルは、レイクサイドのお部屋でしが、水よりはまし程度のシャワーしかでず、布団は少し酸っぱい匂いがした。夏といっても、3800mの高所で夜は冷える。下半身だけ、布団に入り、上半身はダウンを着て寝た。
 夜になっても、おならは止まらず、寝ながら何発もした。(爆)

ホテルの部屋からの眺め