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2013年4月3日水曜日

コパカパーナ〜ラパス


3月10日  
 パブロとの約束は、8時にホテルのレストランで待ち合わせ。8時に行くと、パブロは窓際の景色のいい席を取って、レストランの入口で待っていてくれた、朝食は、パンと、コーヒーとヨーグルト程度であったが、可もなく不可もなくといったところだ。

 今日も、おならは止まらない。食事の後は、荷物をまとめてホテルに預けた後、コパカパーナの山に登った。ホテルから山の登り口に向かう途中、10匹くらいの、犬の集団がいた。なんだか嫌な予感がしたのだが、一匹の犬が、自分に吠えかかって来た、自分が追っ払いきれないでいると、他の犬も自分の周りにまとわりつき始め、囲まれてしまった。

 狂犬病の注射を射って来たとはいえ、もし噛まれたら、すぐに病院にいかなければならい。ここで、自分が攻撃すると噛まれるかもしれないし、何もしないとさらに吠えかかってくる可能性があるしで、どうしようかと思っていたら、お土産物売りのおばちゃんが石を投げて追っ払ってくれて、ことなきを得たが、また、しばらく歩いていると、また集団でやって来て、今度は犬同士でじゃれ合ってその勢いで、自分に体当たりをしてきた。
 このときは追っ払い方を考えていたので、自分で追い払うことが出来て一安心した。

 しかし、この山登りの坂道はきつい。石畳であるが、ものすごい角度だ。おまけに空気が薄いので、一歩一歩が重たく、すぐに息がきれる、ゆっくりゆっくりと登って行き、空気をたくさん吸い込もうとするが、お腹が張っているので、空気も入らない感じがする。

 ただ、空気をたくさん取り込みたいときは、お腹をへこませて、中に入っている空気をすべて吐き出してしまうようにして深呼吸すると、肺に新鮮な空気がたくさん入ってくる、このように深呼吸をしながら登っていく。

 さすがにガイドのパブロは慣れた物で、上のほうで待っている。

 この山の頂上には大きな十字架がたくさんあり、地元の人達の信仰の山となっているようで、たくさんの地元の人達が、登っている、途中で休憩している、おばちゃん達からコカの葉っぱを貰いそれを口に入れて、クチャクチャガムの様にして食べてみる、このコカの葉は、高山病に良いらしくパブロが進めてくれた。でも、口の中に繊維が残り、気持ち悪くなり、すぐに吐き出してしまった。

 1時間程かけて、頂上まで登った。頂上にはお土産物やさんが並んでいる。十字架の周りには、それぞれの人々が、自分が信仰する十字架があるのだろう、おのおのの十字架の前でお祈りをしている。
 ロウソクを灯すところもあり、いろんな色の、ロウソクも売っているが、この色によって、お願いごとが変わるそうで、家内安全の色、お金儲けのための色、健康ための色等がある。これもパブロが教えてくれた。
 頂上からの、景色は、コパカパーナの町と、チチカカ湖が一望でき、すばらしかった。

 山を下りて、ランチを食べることにしたが、ランチのレストランは昨日のランチとディナーを食べたところとおなじといううので、レストランは替えたいというと、気に入ったところで食べていいよということになり、出発まで自由時間となった。

 ランチは、少し湖よりの、ところで、比較的、人が入っているcafeで食べたが、やはり、湖に近くなると、高くなるようで、パブロが教えてくれた相場の2倍くらいの値段がした。

 味も量も昨日のレストランのほうがよかったような気がする。

 1:30発のバスに乗り込むと、隣には、日本人の女の子が2人。大阪から卒業旅行で来たという。帰りのバスを船で運ぶ時、その女の子とパブロがスペイン語で話をしている。実はスペインに留学経験があり、かなり話せるようだった。バスを待っている時、パブロは突然写真を撮ろうというので、いいよとカメラを渡そうとしたら、なんと、パブロは自分の携帯を他の人に渡して撮ってもらっていた。

 自分たちを案内している時に、自分のカメラで写真撮ったことなんかなかったのに、若い女の子達とは一緒に撮りたいんだろうなと思い、おかしかった。

 ラパスのバスセンターには、5時頃に到着した。ミルトンホテルにタクシー(15ボリ)で行き、チェックインしようとしたが、おじさんに一昨日チェックアウトする時に予約したでしょと言ったが予約されていなかったが、とりあえず部屋は開いていたので、ツインの部屋にチェックインした。部屋は裏の方で、景色は悪いが、静かだった。シャワーのお湯がちゃんと出なく、寒かった。


2013年4月2日火曜日

ラパス〜コパカパーナ


3月9日
 妻がコパカパーナまで行ってみたいというので、コパカパーナまでのツアーに参加してみた。朝のピックアップは、7時10分だったが、朝6時に起きてみると、今日は市がたつひらしく、ホテルの前の道のど真ん中に出店の準備をしている。どうやら、今日は、ホテルの前は通行止めのようだなと思った。あれ?どうやってバスはピックアップしにくるんだろうと思っていたら、ガイドさんは走ってやってきた。
 
 ガイドさんはパブロという名前の男性だった。軽く自己紹介をすませ、バスにのる。バスには、既に何人んか乗っていた。バスは、市内のホテルを巡回し、お客さんを順次ピックアップしていく。全員ピックアップするのに1時間くらいかかり、ようやくバスはラパスを出た。

 ラパスの町を出るとバスは急な坂道を登り続け、おそらく、4000mくらいの標高の道を進んで行く。周りは草原で、羊等が放牧されている。
こんな牧草地帯を走る
途中ガソリンスタンドでトイレ休憩をしたあと、2時間半くらいで、チチカカ湖の湖畔にたどり着いた。ここは、最もチチカカ湖の巾の狭いところで、ここで筏にバスを乗せ、湖を渡る。人間は、船で別に渡る。
こんな筏でバスはチチカカ湖を渡る。

 船で対岸に渡ったところで、パブロが、サルーチャ?というお菓子を食べないかというので、1つ購入してみた。これは、小麦粉の生地のなかに野菜と肉が詰まったパイのようなお菓子?だ。生地を食べると中から野菜と肉のジュースがでてきて、舌をやけどしそうになりながら食べる。パブロが、唐辛子と一緒がいいぞとすすめられ、一緒に食べると唐辛子の辛さとマッチして、うまい。でも、辛い。でもうまい。でも熱い。

 唐辛子と、やけどで口がピリピリになり、唇をなめながら、バスに戻ると、おなじ経験をした白人から笑われた。

 ここからバスは45分くらいで、コパカパーナに到着した。ここからパブロの案内で、町をまわる。ツアーの参加者は我々以外に、6人程いた。バスは、通常のコパカパーナ行の路線バスだったようだ。
 
 最初は教会。教会の周りには、数台の車が花でデコレーションされ、並べられていた。これは、車のお払いのようなものらしく、土日は何台もの車が持ち込まれるとパブロが教えてくれた。まあ日本でも神社でお払いする人も多い(私はしたことないが)ようなので、何処の国でもかわらないなと思った。ただ車のデコーレションはこちらが派手である。
派手なデコレーション。このあと車にお酒をかけていた。

車のお払い
次にランチにレストランへと行った。コパカパーナはチチカカ湖で採れるトルーチャ(マス)が有名だそうで、トルーチャのソテーを注文した。ところがパブロが耳元で、このトルーチャはカナダからの輸入品だよと教えてくれた。このあたりもどこの国も事情は同じようだ(笑)
カナダ産トルーチャのソテーのランチ
高山病に良いと言われるコカ茶

コパカパーナのレストラン。おしゃれなところも多いが何故か人が入っていない。
アルパカ製品のお土産物屋はそこら中にある。
昼食後は、ボートに乗り、チチカカ湖に浮かぶ太陽の島に向かう。ボートの屋上に乗っていたが、風が強く、とても寒く耐えられなくなってキャビンに引っ込んでしまった。標高はラパスより200m高い3800mだ。風も冷たい。
チチカカ湖のボート

ボリビアの国旗
ここは、空気がきれいなのか、光が当たると、いろんな物が奇麗に見える、日差しも強烈だが、気温が低いので、日焼けする実感が湧かない。日焼け止めを塗っておかないととんでもないことになる。

 ボートは1時間くらいのっていただろうか、ようやく太陽の島に到着した。
太陽の島のお土産物屋さん
太陽の島の船着き場の周りは何もなく、トイレがあるだけだった。上陸して、しばらく登ると石積みの遺跡のようなものが、見えて来た。これは、寺院だそうで、昔はいろんな儀式が行われていたとパブロが教えてくれた。
お寺の跡
山道を歩いていると、何とも表現しようのないような凄い鳴き声がする。振り返ると、小型の馬のような動物、多分ロバだろう。それが、凄い声で鳴いている。でもなんだか愛らしい。この他に、羊や、アルパカ、リャマ(たぶん)、豚、馬等のいろんな家畜が放し飼い知れていた。かわいさではアルパカですかね?

たぶんロバさん
豚さん
羊さん
アルパカさん
たぶんリャマさん

 島は、遠くから見ると縞模様をしている、これは、段々畑が作られているからで、島の住民達が、畑を耕しているところ等が見えたりした。
段々畑で島は縞模様。
太陽の島の展望所のようなところには、お土産ものを売っているおばちゃん等がいたりして、自分たちも折角の記念にということで、アンゼンクロスという十字架のようなペンダントを買った。このアンゼンクロスの意味をパブロが説明してくれたが、正直言ってなんだかわからなかったが、一応この土地のものらしいからということで購入した。

 このお土産物のおばちゃんの近くからは、月の島がよく見える。湖だから、波はあまりなく、船が通った後が静かな湖に、奇麗に後を付け、そこに月の島が浮かんで見える風景は、奇麗だった。
 
 さらに歩いて行くと、人家のような物が見えて来た。下には、先ほど要理は立派といってもたいしたことないが、港が見える、この島の人口は、約2000人だそうで、おそらく、この港の周辺にみんな家があるんだろう。

 このころから、お腹が何となく張ったような感じになり、ゲップとおならが5分置きくらいに出る。最初は、お昼に、コーラを飲んだので、そのせいだろうと思っていたが、とにかくお腹が張って、口からとお尻からとドンドンガスが出る。食欲もない、

 港からは平地がなく急な階段道がある。ロバに荷物を背負わせて、この坂道を行き来している棟だった。坂道を降りて行くと、水が出ている場所があった。3個の穴から勢いよく水がでており、これが、この島の生活用水として使われているようだった。この水は飲むことが出来るというので、少しだけ口に含んでみたが、普通の水であった。あたりまえか?
 この水が出ている道はまだずいぶん高い位置にあり、ここから水路を通り、湖に流れ出しているが、この水路をものすごい勢いで水が流れて行く、ニュージーランドで見たFUKA FALLのミニチュア版のようだ。
太陽の島の水場

 この港から、船に乗り、コパカパーナまで戻った。おそらく帰りは追い風だったのだろう。船の上のデッキに登っていたが、行きのようには寒くなかった、
こんな狭い箇所も進む。

 コパカパーナに戻ったのは、6時くらい、ここで、1日ツアーの人とはお別れして、我々は、ホテルへ向かった。ホテルは、レイクサイドのお部屋でしが、水よりはまし程度のシャワーしかでず、布団は少し酸っぱい匂いがした。夏といっても、3800mの高所で夜は冷える。下半身だけ、布団に入り、上半身はダウンを着て寝た。
 夜になっても、おならは止まらず、寝ながら何発もした。(爆)

ホテルの部屋からの眺め

2013年3月26日火曜日

ラパス


3月8日
 昨夜は何故か眠くなく、2時くらいまで起きていた。それからベッドに入ったが、なかなか寝付けなかった。南アメリカにはいってからは、夜はあまりよく眠れていない。どうやら時差ぼけのようだ。昼間に強烈に眠くなる。朝起だしたのは本当に遅い時間で、体がだるくて動く気がしない。時差ぼけと、高山病のせいだろう。高山病はこれといった症状はでていないが、胃が重く、あまり食欲がない。高山病のせいかお腹の調子が悪いのかはわからない。

12時をまわってようやく活動開始した。先ずはお昼だが、どうも胃の調子がわるいので、日本食レストランのけんちゃんに行ってあっさりとした物を食べようと思っていたが、あっさりとしたものは見つからず、野菜炒め定食を食べたが、やっぱり胃の調子がわるいのだろうあまり美味しく感じなかった。

 今日は、バスターミーナルに行ってウユニ行きのチケットを買った。けんちゃんの近くのミニバス乗り場からバスに乗ったがどのバスに乗ってよいのかわからず、右往左往したが、結局バスターミナルについた。料金は一人1ボリ。安い。

バスターミナル。とても大きいな建物
バスターミナルでウユニ行きのバスのチケットの値段をいくつかの旅行社に聞いてみたが、ターミナルの中にある会社は110ボリ程度だったがシートがフルフラットにならないので、地球の歩き方に書いてあるトドツーリスモという会社のバスにした。このオフィスはターミナルの外にあり、インフォメーションのお姉さんに聞かないと場所がわからなかった。このバスは、230ボリでぼったくりだが、バスも奇麗で、フルフラットになることと、夕食と朝食がついていることと、走行時間が2時間程短いことと、客は殆ど日本人なので、ウユニ到着後のツアーの車のチャーターをする人を集めやすいときいていたから、このバスにしてみた。我々は、いい年なので、出来るだけ楽な方が良い。

 バスターミナルからは、歩いて帰って来た。途中でサングラス屋さんを見つけて、いくらと聞いたら35ボリだという。値切り交渉してみたが、30までしかならなかった。ボリビアでは、あまりボッていないのか自分が下手なのかはわからないが、多分後者のほうであろう。
露天のサングラス屋さん

 帰る途中も道にはいろんな物が露天で売られている、今日通ったところは、下着を売っているところが多かった。
露天の下着屋さん。


2013年3月25日月曜日

ラパス


3月7日 木曜日
 ゆっくりとおきだし、10時頃からとりあえず、付近を見て回ることにした。
昨日宿で一緒だった人に、スーパーの場所を聞いていたので先ずは、スーパーに行き、お菓子と水を調達して、坂をドンドン下り、メインストリートまで歩いて来た。メインストリートは人と車で溢れ返っていた。どうも、歩行者用信号というものがないようで、信号の見方がよくわからず、道路を渡る時、いつも車にひかれそうになる。信号自体も少ないので要所要所に警官が立って交通整理している。人が交通整理するくらいなら、信号付ければいいのにと思う。


国会議事堂

 坂メインストリートをしばらく歩くとサークルがあり、そこから曲がったところに日本食レストランのけんちゃんがあるのを確認した。けんちゃんの前の道は何故か閉鎖され、道路の中央に、シェルターと書いたテントが張ってあり、なんだか物々しかった。

 何処に行っていいかわからないので、ムーチョ広場という所に行ってみると何とそこは国会議事堂の前であり、入り口には警官がビシーとした格好で、剣を持って立っていた。その横には大統領官邸があり、そこにも赤い制服の警備の人が立っている。前の公園では、人が餌をやるのだろう鳩の数が凄く、鳩嫌いの自分は入れない空間だった。

 ラパスは坂の町、国会議事堂といえども坂に建てられている。その隣には廃屋となった商店の後のような、建物が建っていた。国会議事堂の隣が廃屋というのはどうだろうなどと思った。

こんな坂を登って行く
ラパスの町はすり鉢状の形をしており、どうしても上から写真を撮りたいと思い、国会議事堂の坂を登って行った。かなり急な坂である。あんまり息をきらさないようにと、ゆっくりゆっくりと登って行くが、足がなかなかあがらない。

地元のおばあちゃん。何故か妻に挨拶のキスをしてくれた。

辛そうにあるいていると子供が犬の手を振ってくれて、元気がでた。

きつい坂の途中にも花が植えられ、辛さを忘れさせてくれる

 途中から少し嫌になったが、上の方に景色の良さそうなところが見えるので辞める訳には行かない。30分程登り、ようやく前に家がない見晴らしの良いところにやって来た



。すり鉢の底から上の方までびっしりと赤レンガの家が建ち並び素晴らしい景色だった。
写真を撮ってみるとその素晴らしさがあまり表現できてなくて残念だった。
坂を上ったところかの風景。ラパスの町は家でビッシりだ

ここは坂道の角っこ。おばあテャンが座って、通る車に、反対から車が来ていないよと合図をしていた。
坂を下り、また国会議事堂まで戻ってくると、議事堂の前ではブラスバンドがなにか演奏をしている。日本で言えば自衛隊のブラスバンドのようなものだろうか、しかし、下手である。なんだか聞いていて、ちょっと気分が悪くなった。

 返りは、サガルナガ通りというお土産物屋さん通りを歩いて帰った。何処の店もある物はおんなじようなもんばかりではあるが、高級店と低級店とあるようで、アルパカの毛糸で編んだニット製品をどの店も扱っている。これはいいなと思ったセーターは1万円以上するし、帽子もちゃんとしたアルパカ製品は5000円くらいはする。一方で、セーターはわからないが、帽子なんかは安いところでは30ボリ、420円くらいで売っているときもある。環境客は、セータやバックなんかを身につけて歩いている。
 デザインもななか良くて、いくつか欲しいと思う物があったが、大物は荷物になるので我慢するしかない。靴下なんかの消耗品等は買ってもよいかななんて思いながら見て回った。

 サガルナガ通りとホテルのある通りの交差点のアウトドア屋さんがあり、そこで、探していたメレルのカメレオンを見つけた。妻のカメレオンの底に穴があいており買い替える必要があったからだ。
 しかし残念ながら、サイズが合わず、ティンバーランドの靴を結局購入した

部屋のカーテン越しに夜景が奇麗に見える

2013年3月24日日曜日

サンティアゴ〜ラパス


3月6日 水曜日
 今日はラパスへ飛ぶ日だ。フライトは、11時45分発。国際線なので、3時間前到着で、バスが1時間、バス停まで30分位をみて、7時にチェックアウトした。
 バッパーのレセプションは夜8時〜朝8時まで閉まっているところが多く、チェックアウトの時間が早いときは、デポジットとかの確認をしておかなければならないが、ここLa Casa Rojaのレセプションは24時間開いているので、とてもよい。

 8時30分には空港に到着して、チェックインしようと思ったが、ラパス行の飛行機の案内が掲示板にない。インフォメーションに行ったら、早すぎるから出てないのよ46番で受付してくださいと言われ、46番に行くと、これはNationalフライとだから66番の窓口ねと言われ、66番の窓口の近くの自動チェックインマシンでチェックインして、66番で確認すると、これは、46番に行ってくださいと言われ、46番で聞いたら66番に行けといわれたというと、ふっ一笑された。また46番に行くと、66番に行けという。66番では46番に行けと言われたというと、66番のお姉さんはこれはNationalフライとだから66番よと言ってもう一人の係員をつけて案内してくれた。


 
 まったくたらい回し状態で困ってしまった。なんでこんなことになるかというと、46番は国際線の窓口で、66番は国内線の窓口でラパスは外国なので国際線窓口と思われがちだが、この便は、イキケというところを経由して、ラパスに向かう便で、サンティアゴを出るときは国内線なのだ。イキケで一旦飛行機を降りて、イキケで出国手続きをしてから、ラパスに向かうことになる。国内線の係員はそれを知らず、ラパスの名前をみて、国際線と思ってしまったのだろうが、ちょっとこれはひどい。

 飛行機は2〜3時間くらいで、イキケに到着したが、イキケの空港の周りは砂漠で、砂が積上って丘になっている凄いところに来たなと言う感じがした。イミグレは、一旦飛行機を降りてブリッジをでた所に簡易的なゲートがあり、そこで手続きをして、もとに戻るという感じだったが、特に何もなく無事出国手続きが終わった。
イキケの簡易イミグレーション


イキケ空港の外は砂丘が続く。

イキケのた
イキケからラパスは1時間位だったろうか、入国手続き、税関を通り、お金をおろそうとしたが、お金が出てこなくて、ちょっと焦った、機械を変えてみたら、BNBという銀行の機械でお金をおろすことが出来た。

 インフォメーションで、地図を貰い、ミルトンホテルの場所と行き方を教えてもらった。
お姉さんが言うにはサンフランシスコ広場でバスを降りて、そこから歩いて行けということだった。ミニバスの呼び込みにサンフランシスコに行くかと聞くと行くというので、それを信じて、乗り込んだ。料金は一人4ボリ。銀行でおろしたばかりなので100ボリしかなくておつりが帰ってくるか心配だったが、ちゃんと返って来た。
ラパスの空港には古い飛行機が捨ててあり、朽ちかけている

これも捨てられた飛行機
ミニバスは、車掌みたいな人が乗っており、バスを待っている人に行き先を連呼する乗りたい人が、手を挙げると乗せてくれる。料金は前金制で車掌に渡す。ミニバスといっても、普通のハイエースで、それに15〜16人くらいは乗っていて、かなり窮屈だ。

 大きな荷物はルーフキャリアに積んでくれるので、車内では貴重品の入っているセカンドバックだけ持っておけば良い。

 車掌はちゃんと覚えておいてくれて、サンフランシスコで私たちに合図をしてくれおろしてくれた。

 さてここから、宿までどう行くかが問題だ。とりあえずサンタクルス通りらしき通りを見つけ、そこにいる人にサンタクルス通りかどうかを聞くと「そうだ」と言うこたえ。
というかスペイン語なので、ジェスチャーで判断。

このサンタクルス通りはそんなに広い通りでなく、石畳で車も人も山のようにいてさらに急な坂である。下から坂を見上げたときは、タクシーにすればよかったとめちゃ後悔した。

 2ブロック登り左右を見渡すと左の遠くの方にミルトンホテルの看板が見え、ほっとした。まあ道が凄いから、荷物もってそこからの移動も大変だった。帰りは絶対にタクシーにしようと思う。

 ホテルにチェックインして部屋に入ると、部屋の窓から一部ではあるが、ラパスの町が見えた。ラパスの町はすり鉢状になっており、その斜面にビッシり建物が建っている、この風景が素晴らしい。

ミルトンホテルの部屋。一見可愛らしいが、ボリビアクオリティー

ホテルの部屋からの風景

  これが、夜になると、町の明かりが点々とつき素晴らしい夜景となる。これが、ホテルの窓から見えるんだから、凄い。この宿は、Wifiもフリーで早く、快適であった。どうやらこのホテル日本人御用達らしく、お客さんは殆どが日本人である。このホテルに泊まり、ラパスで有名な日本食レストラン「けんちゃん」で食事をする人が多いようだ。


ホテルの屋上からみたラパスの夜景


 心配していた高山病も、頭痛や吐き気等の症状はなく、問題なさそうだった。ただ、坂道を5歩歩くと、ちょっと息切れみたいになり、ちょっときつい。

とりあえず今日は、この高度になれるためおとなしくしておく。