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2013年6月8日土曜日

ジンベエザメに会いにホルボッシュへ



 カンクンの近くの海では5月中旬くらいから、ジンベイが見れるらしい。カンクンの宿で一緒だった人は、ジンベイツアーでみれたという話を聞いた。



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 自分は今までジンベイに海で会った事はない。何度かジンベイポイントに潜った事があるのだが、ジンベイに嫌らわれているのかもしれない。

 沖縄の美海水族館で見ただけだと思う。

 ワイルドジンベイが絶対見たいのだ。

 この近くのホルボッシュという島から行くツアーが一番確率が高いらしいので、ホルボッシュに行く事にした。

 カンクンからおんぼろバスで3時間チキラという街で、船に乗り換え20分行ったところにホルボッシュ島はあった。
ホルボッシュへ行く船
島には舗装路もなく、ゴルフカートタクシーが走っている。道は穴だらけで、水たまりだらけだ。いままで行った島のなかで一番汚い島だった。

島の足はゴルフカート

 絶対に水たまりに入らずに歩く事はできない。

 宿に到着し、明日のツアーを予約しようと思い、レセプションに行くと、天気が悪いからジンベイツアーは明日は出ないという。明後日はと聞くと、明日また聞いてくれという。

 まあ明後日は行けるだろうと思い、島をブラブラするが時折雨がぱらつく。

 島の周りの海は、めちゃくちゃ汚い。港のある方は、海藻溜まり、ボートの船外機のスクリューに引っかかっていて、水の色は、真っ黒だ。カンクンの海とは月とスッポン、ウサギとカメ以上に違う。

 港の反対側は、ビーチになっているが、ビーチも貝殻がたくさん混じっており、素足で歩くのは痛い。海は波が穏やかで、ものすごい遠浅である。

 この辺りは多少透明度がよく1mくらいの底は水面から見えるが、たくさんの小魚が泳いでいるし、水深20cmくらいのところには、エイが泳いでいるのが見えたりする。
小さなエイ
ビーチでは、投げ網みたいな物で小魚を捕まえている人や、桟橋では釣りを楽しんでいる地元の人がたくさんいる。

 30cmくらいの何やら見た事のない魚を釣っている。10分位のうちで数匹も釣っていた。

キスの大きなやつみたい

桟橋で釣り上げられたさかな
また別の浜では釣っている人は、50cmくらいのヒラアジみたいな魚と、30〜40cmのスズキのような魚を釣り上げていた。
ナマズのようなヒゲのある魚を釣り上げていたが、お目当てではないらしくリリース

ヒラアジみたいなさかなと何だろう?

 チキラから来る船からは大きな釣り竿や銛を持った旅行者が続々と降りてくる。
海は汚いが夕日は奇麗
浜で何人かの人が集まっているので行ってみると、なんと地元のおじさんカブトガニを捕まえていた。浜では、死んだカブトガニや、脱皮した抜け殻みたいな物も見つけたので、この辺りには多いのではないかと思う。
カブトガニ 
おじさんはシッポをつかんでみんなに見せてくれた。海に戻すと、カブトガニはチョコチョコと歩いて、おじさんの足下にまとわりつく。この姿がなんとも可愛らしい。

 又捕まえて、堤防の上においてもらい、ちょっと触ってみた。当たり前だが固かった。
カブトガニ なんともかわいい顏をしている。
カブトガニはもしかしてこの辺りの人達は食べるのだろうかと思い、これは美味しいのかと聞いてみたら、おじさんはとんでもないよといった表情で素早く海に逃がしてしまった。

 自分としては食べてみたいとは思わないが、カブトガニもゆでると赤くなるのかがとても気になる。


 この海域は透明度が悪いが、おそらく、栄養豊富で魚影がとても濃いのではないかと思う。

 この海域には、毎年この時期に50匹前後のジンベイが現れるそうだ。また、周りにはマンタも多くやってくるということで、プランクトンの量が半端なく多いと思われる。

 海が汚いのは嫌だが、ジンベイザメツアーへの期待がドンドン膨らんで行く

桟橋から30分程度浜を歩いて行くと、数十羽のフラミンゴがいる。浜にほど近い浅い海で、頭を海水に突っ込んで盛んに、食事をしている。
近づくと沖に歩いて逃げて行く。
ここのフラミンゴは、立派なオレンジ色をしている。ガラパゴスでガイドにフラミンゴはたくさんのエビを食べると、オレンジ色の羽になると習ったので、きっとこの海にはたくさんのエビ(おそらくプランクトン)がいるのだろう。
1羽のフラミンゴが飛んで来たが、仲間にいれてもらえず、またどこかに飛去った


仲間はずれにされたフラミンゴ一人たたずむ
フラミンゴまで、ある距離以内に我々が近づくと、みんな一斉に歩いて逃げる。その距離は50〜60mくらいか?

 270mmの一眼レフの望遠レンズでは、少し距離が離れすぎている。もう少し近づきたいところだが、おなじ距離を保ちながら、彼らは移動する。

 その時、沖でボートが走ったそうすると彼らはこっちに向かって歩いてくるので、距離を縮めるチャンスとばかりに急いで近づいて写真を撮った。

それでもアップにはならないが、雰囲気は撮れた。
浜にはこういった遺物が所々にあり終わった感を演出している。
2日目に明日は、大丈夫かとレセプションに聞くと、電話して、ツアー会社に聞いてくれたが、やはり中止らしい。残された日は後一日だけこのまま島で待つか、カンクンからのツアーにかけるか迷った。

 私は、以前に勤めていた会社からの要求で、書類を送らなければならなかったが、レセプションで、郵便局の場所を尋ねると、なんとこの島には郵便局がないという。

 この島から送ったら日本に着くまで3年かかるぞと真面目な顏して言われた。電報ならあるぞと胸を張られたが、電報を打つぐらいなら、インターネットで十分だ。

 結局、郵便をカンクンから出さなければならないので、一旦カンクンに戻り、カンクンからのツアーを探す事にした、

 旅に出てから今まで約半年経とうとしているが、何かのイベントの時には、殆ど雨に降られず自分は晴男だと自認してきたが、その晴男パワーも雨期にはかなわなかったようだ。

 カンクンに着いたら大雨で、バス停の前の通りは川の様になっていた。もちろんツアーは中止で、結局ジンベイザメツアーに参加することなく、カンクンを発つことになった。


 やっぱり自分はジンベイには嫌われている。




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