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2014年1月14日火曜日

沐浴見学 ハリドワール


 ハリドワールは別に目的地ではなかったが、アグラー行きの列車が朝早く、リシケシから当日間に合わないので、前日に移動して来た。安宿街で、宿を探すが、Wifiのある宿が少なく苦労したが、ようやく、ロビーでWifiが使える宿を見つけた。
ガンジス川
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ハリドワールはヒンズー教の聖地らしく、ガンジス川に沐浴場があるというので早速行ってみることにしたが、朝からたいした物を食っていなかった。
沐浴場
何処でたべようかと迷ったが、街はだらけ、どの店も汚い。ちょっと食べられそうな所はないなあと思ったが、我慢してローカルレストランに入り、ドーサを注文した。

 ドーサはパリパリのクレープの皮みたいなものに、カレー味のポテトが包まれており、それにカレーソースをつけて食べるインド版クレープのような物である。
ドーサ
ドーサオジさん


 これを食べてみる。結構辛いが、体が温まり、何だかやる気がわいてくる。
何のやる気かは分からないが、やる気マンマンで、沐浴場に向かう。沐浴場はコンクリートで固められた中州のような感じになっている。

 この中に入ると、オジさんがドネーション(寄付)とささやきながら紙束を持ってすり寄ってくる。このドネーションオジさんがたくさんいる。あっちもこっちもだ。

 全員にドネーションしてたらいくらインドルピーが安いといっても破産する。調べによると一度払うと領収書を見せれば良いというが、ひっきりなしにやってくるドネーションオジさんにいちいち領収書を見せるのは面倒なので、ドネーションオジさんが言い寄って来たら迷わずきっぱり断ることにした。一瞬でも迷いを見せると、しつこい

 あまりにもドネーションオジさんが多いので、90%は偽物ではないかと思う。
牛も沐浴場に現れる。


バナナ売りのおばちゃん。気を緩めるとサルにバナナ盗まれる。

盗んだバナナを食べるサル。

 この沐浴場の川の流れはすごい勢いだ。ちょうど瀬になっている様な感じだ。
沐浴オジさんだモン
うっかり、水にはいると流されてしまいそうだ。なので、川岸にはチェーンが張られ、そのチェーンに捕まりながら沐浴をしている。

熱心な沐浴

チェーンを握っておかないと流される。

 沐浴の仕方は、だいたい膝上から腰位までの深さの所に上流に向かって立ち、片手でチェーンを持ち、頭全部を水の中につけ片方の手で頭を洗う様に撫でるような感じである。人によってはステンレスの水瓶で水を汲んで、頭からかぶっている。

強引に頭を押さえつける。もはや拷問にちかい。
ちょっとかわいそうな感じもする。
だんだん夕方に近くなってくると、沐浴をする人が増えてくる。男性だけでなく、女性もだ。自分の目の前ではオバさん3人が沐浴をしている。当然、サリーを着たままだが、そのままだと帰りが寒い。どうするのかなと思っていたら、沐浴が終わると、堂々とおっぱい丸出しで着替えていた。裸より沐浴の方が大なことなんだということがわかった。

ターザンのように遊ぶ子供。


 日が暮れると、ますます人が増えた。川の対岸(こちら側には入れもらえなかった)では、10人くらいの少し偉そうな僧侶かな?がマイクを持ってお経なのか歌なのかを歌っている。これがまた長い。暗くなると。松明が焚かれなんだか雰囲気が出て来た。


 正面の対岸で立って見学をしていたら、帽子をかぶった、係員のオジさんに座れと注意された。

 子供達が何か売っているなと思ったら、座るためのシートを販売していたのだ。この辺りはしっかりシステム化されている。
川に流すお供え物も販売されている。
1時間位歌が続いただろうか?この間に、人々は、葉っぱのお皿に花等を乗せてロウソクに火をつけて祈りをこめて川に流す。これは、日本の精霊流し見たいなかんじだ。しかしながら、川の流れが激しいので、ロウソクはすぐに水に濡れ、火が消えてしまう。火が消えようが消えまいがそんな事はお構いなしだ。人々は一身に祈りを込めて川に流す。





どこかに回収隊が潜んでいて、流したものをしっかり回収をするのだろうなんて思っていたが、そんな回収隊おらず、ゴミと化したお供え物はドンドン川に流れて行く。この物体は一体何処まで流れて行くのだろうか遠くはバラナシまで流れて行くのかもしれないなどと思いながらみていた。

 歌は1時間位続いただろうか、しかしマイクを持って歌っている僧侶らしく人達の態度は適当だ。なんだかにやにやしたり、隣の人と談笑したりしていて、この歌はどうやら生ではなく、録音されている物ではないかと思った。

この歌もようやく終わると、僧侶らしき人物はマイクを握り何かを叫ぶと、見物人はみんな両手を上げて奇声を発した。両手を上げるといっても万歳ではない。肘から上を上に上げるといった感じで、どちらかというとホールドアップと言う感じである。この手を上げるタイミングなんかもさっき我々に座れと注意した帽子姿の係員がタイミングを計ってみんなを誘導している感じだった。

万歳


この行事は毎日やっているのだろうか?何の行事かよくわからなかったが、大変な盛り上がりであった。
夕暮れの沐浴場

 当初ただ泊まるだけと思っていたハリドワールだったが、かなり面白いものを見る事ができた。


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