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2013年10月13日日曜日

クロアチア ドブロヴニク

 バルセロナから2時間くらい飛行機に乗ってクロアチアのドブロヴニクという密造酒のような名前の街にやって来た。

 空港からバスで、30分くらいで旧市街に着いた。バス停は旧市街の入り口の門の近くだ。

宿はこの近く。宿に着くと、管理人のマルコが握手で出迎えてくれた。わからない事は何でも聞いてくれという。部屋は、レセプションから少し離れたところにある建物。普通の家の1室を貸してくれた。我々の部屋は3Fで、窓からは、小さな港と、ドブロブニクの旧市街の壁が見えて、なかなかいい雰囲気だ。
部屋の窓からの風景。

 港の所には、レストランがあり、なんだか、一昔前の良き時代の田舎の港のようで雰囲気が最高だ。
港はカヌーツアの発着場所
PANはクロアチアのビールか? 炭酸が若干抜けていた。
お腹が減ったのでレストランに行ってみる。生牡蠣と、リゾットパスタとビールを注文。パスタは、麺がのびきっており、まずかった。リゾットも、今一。牡蠣は、日本で食べる牡蠣とはちがい、形が円く、小さめのもの。これも、今一だった。
生牡蠣
お通しのパテ
海鮮スパゲティー 麺がのびていた。
まあ安いからいいやと思っていたが、自分はレートを1KN=12円だと勘違いしていた。あとで調べ直したら18円程度、両替所で円を両替すると20円近いようだ。また、ユーロを両替すると、円〜の2重両替えになりもっと高くなる。正しく計算するっと、恐ろしく高い。青くなった。

 ドブロヴニクの旧市街は、1周2Km程度の高い外壁で覆われた街である。門から中に入ると、大通りが、1本まっすぐに伸びており、その大通りから小さな通りが直画に走っている。この小さな通りにはレストランがびっしりと立ち並び、通りはレストランのテーブルと椅子で溢れている。
旧市街の大通り
大通りの大理石の床は滑りやすい。
夜の大通り
それからやけにジェラート屋さんが多い。老若男女みなジェラートを食べている。我々も食べてみた。まあ普通のアジだ!!
脇道にはこんな感じのレストランがたくさん。
ジェラート屋さんの街頭。オサレ感を出している。
ただそれだけの街だ

 あっという間に旧市街の中を観て廻り、門の外にある港に出てみる。海の水は透き通っており、イワシだろうか?無数の小魚が泳ぎ回っているのが見える。港の堤防から出たところでは、観光客が泳いでいる。
港では猫がくつろぐ。
魔女宅のジジみたいなのもいた。
ちなみに、kikiという名前のキャンディーがコンビニに売っていたが買わなかった。
堤防の上では犬がひなたぼっこ。水着姿の女性2人組も堤防の上に転がっており、犬も人間もゴロゴロしたくなるいい場所なのだ。水着姿の女性は、なんと日本人だった。話をしたら、シンガポール在住で、夏休みの旅行だそうだ。
港でゴロゴロ
水着でゴロゴロ。最高の旅だ。 俺もゴロゴロしたい。しかし、なかなかそうはさせてもらえない。我々の旅は何故か忙しく辛いのだ。
船を手造りしていた。
ひっくり返して
色塗って、名前書いて完成
翌日は山の上に登り、旧市街をパノラマで見物するつもりだったが、ゴンドラの料金が、往復で1800円程度もかかり、写真撮影には少し遠すぎるという情報を妻がネットで見て、歩いて山の途中まで登ってみた。なるほど近いが、家が邪魔だった。
旧市街を上から
ネットの情報を鵜呑みにするとだめだ。

 今思えば、登っておけば良かったと後悔している。
ゴンドラ
城壁の上も歩いて観てまわれる。入場料はいくらだったか覚えていはいないが、安くはない入場料を払い、歩いてみた。

 この城壁の上の道は狭いので一方通行だ。港の近くのところから上り、半時計周りにまわっていく。分厚く頑丈な造の城壁に圧倒されながら、旧市街の家々を間近に俯瞰してみる。よく見ると、新しい屋根と古い屋根が混じり合っている。
大通り
この辺りは、1990年代の戦争で、攻撃を受け、ずいぶん破壊されたそうだ。最近ようやく完全修復となったことを、ガイドブックで読んでいたが、新しい部分が修復された箇所、古いものは攻撃を免れたものなんだなあ等と思いながら観て廻る。
屋根しか見えない。
海側に行くと、水面がキラキラと輝いて見えて、その上をカヌーツアーの人達がすいすいとカヌーをこいでいる様子が見える。海の水もきれいである。見る感じ、この辺りの海底はゴロタ石のようで、もしここの海底が、白砂だったら、ものすごくきれいに見えるだろうな等と思っていた。
城壁の上から我らの宿を探してみたがちゃんとあった。
オサレなカフェにみえる
オサレなレストランに見える
旧市街の中にギャラリーがあった。中をのぞいてみると、水中写真の写真展をやっていた。自分も水中写真を15年くらい撮っている、いつかは海の写真展をしたいと思って入るのだが、残念な事に人に見せれるようなものは撮れていない。

 この写真展、詳細はわからないが、おそらくは、このアドリア海で撮った写真を展示しているのだと思う。別段、珍しいものや特別奇麗な物があると言う訳ではないが、このアドリア海の水中の様子が伝わってくる写真展だった。

 急にダイビングをしたくなってきた。

 ここの港からグラスボートがでており、港周辺ではいくつものボート会社が客取り合戦を繰り広げている。何処も料金が同じで、コースも似たり寄ったりだ。

 ダイビングの代わりという訳ではないが、我々は比較的奇麗な受付のお姉さんのところで75KNのグラスボートを申し込んだ。

港を出航したボートは一旦城壁の奥まで行き、われわれが泊まっている宿の近くの港の有るところの沖でUターンして、旧市街の沖にある、島を周り、港に帰ってくる。だいたい45〜50分程度。透明度がいいので、ガラスボトムからは、海底の様子が分かるが、魚や珊瑚等を見る事は出来ず、グラスボートは見かけ倒しでつまらなかった。
グラスボート
我らが天草の牛深のグラスボートから見える海底がいかにクオリティーが高いかという事を知った。しかしながら、島の反対側に回り込むと、そこはなんとヌーディストビーチすっぽんぽんのオジさんが仁王立ちしている。ボートの上は大盛り上がり。

自分の前に座っているおばちゃん、ちらっとそっちの方向をむき、「ちょっと小さいわ〜」等と言ってる。隣の旦那さんが照れくさそうにしていたのが笑えた。
夜景
この街は2泊した。この旧市街の中の観光なんかすぐに終わるが、もう少し暑い時期に長居して、カヌーや海水浴を楽しむのにいい街だ。

DATA
 滞在日 9月24〜25日
 宿   Hostel Marker Dubrovnik ツインルーム47ユーロ/泊