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2013年9月4日水曜日

プラハ


 プラハへは、ベルリンからSTUDENT AGENCYというチェコのバス会社のバスでやってきた。この会社チェコの会社のくせに、ネットでの決算はなぜかハンガリーの通貨HUFである。片道大人一人8800HUF
日本円で、4000円くらいかな?
Student Agency
ユーロラインは5000円くらいだったから、こちらがかなり安い。安いから、ぼろいと思っていたがおっとどっこい、革張りシートで、飛行機のように、座席には液晶画面が埋め込まれ、音楽や、ビデオのサービがついて、さらに、お姉さん付きである。お姉さんは、イヤホーン配ったり、飲み物のサービスをしたり、車内案内等をしたりお客さんの世話に大忙しだった。

 飲み物のサービスがあり、妻はカップチーノ、私は紅茶をいただいたが、ちょっと変わった微妙なお味だったが、車内の空調はちょうど良く(ユーロラインは暑かった)メチャ快適だった。

 プラハの宿は、バス停のすぐ真裏で、マンションの一室を貸してくれるゲストハウス(ペンション)だった。ここは3つのプライベートルームにキッチンと、パストイレ、トイレが共用となっており、正直言って、普通のマンションに暮らしているような感じであり、静かでとても良かった。

 近くには、スーパ、地下鉄駅、トラム駅、コンビニのようなもの等もあり、便利であったが、街の中印部には少し遠かった。でも歩いて15分くらいで、プラハ城までも30〜40分の所だった。

 プラハの街はそんなに大きくはない。プラハ城まで歩いてみる。宿の前は、人はそんなに多くなかったが、街の中心部にくると、ものすごい数の観光客がいた。

 カレル橋という歩行者用の立派な石橋からプラハ城が奇麗に見えた。

プラハ城の夜景が撮りたかったので、このカレル橋の近くから3脚を構えて写真を撮った。また、この川には、たくさんの橋がかかっているので、そこからも写真を撮った。
プラハ城
いつも自分が狙うのは日が暮れて、城がライトアップされて空の明るさと、城の明るさがだいたい同じ位になったあたりで写真を撮りたいのだが、ちょうどいい時間になり、今からという時に、他の観光客にシャッターを押してくれとお願いされてしまう。

 断る訳いかないので押してあげたのだが、こういった時に限って注文が多い。
連続で3つカメラを渡された。おかげで、タイミングを逃してしまった。(T-T)

 でも、カメラを渡して写真を撮ってもらったり撮ってあげたりするときが唯一の他の旅人との接点だったりするので、大切にしたいと思っている。

 プラハ城は、カレル橋を渡ったところの高台に建っていた。一際大きく、高い建物は実は大聖堂で王様の居城ではない。結局、教会が一番大きいのだ。
プラハの夜景
チェコの通貨はユーロではなくKc(チェココロネ)で、1Kc=5円程度である。妻はチョココロネと言ってよろこんでいたが、渦巻き上の中にチョコレートクリームがはいったパンが食べたくなった。

 プラハ城では一人、350Kc(1650円程度)入場料を払って中に入る。入場料が必要なところは、教会は王宮殿や、美術館などの建物の中なので、お金を払わなくても、お城の中の散策は出来る。

 先ずは教会。大きな教会はたくさん観て来た。作りは何処の教会も変わらない。中に入ると、右側と左側には大きなステンドガラスがいくつもはめ込まれている。

 ステンドガラスは、各国や教会によって、工夫がされ、いちばんの見所ではないかと思っている。この教会のステンドガラスは、色使いがかなり派手でなような気がした。
派手なステンドガラス
左から3枚目はミュシャという有名な画家が手がけたステンドガラスで、今までみたものとは違う一夫変わった物だった、全体的にグリーンがかった色合いで、落ち着いた感がある。
ミュシャのステンドガラス。他の物とはかなり違っている。

 ステンドガラスの詳細を云々いう目を持ち会わせていないのが残念だ。

でもこの教会は、壮麗な感じで、チェコの国を代表する教会であるのは間違いないだろう。

次に、王宮殿。ここは、なんと撮影禁止。少し残念だと思ったが、晩餐会が開かれたと思われる広いホールがあるだけだった。
王宮の大広間 みんな撮っていたのでこそっと撮った

 最後に、王冠と杖が置かれていたが、王冠には大きな宝石があしらわれ、さすがと言う感じであった。この王宮殿は、石段は擦れてへこみ、壁や天井の絵は薄くなっており、当時のものそのままなんだろうなと思った。
王冠。宝石がドロップみたい。
王様かな?
その後、たぶん王の居室等を観て廻る。ここのも撮影禁止で、みはりがキツく、カメラを構えよう物ならすぐに注意される。
 ここにはだまし絵がある。だまし絵とは立体感を出して絵が描かれた絵で、ぱっと観た感じでは分からない。
王宮からの風景
王宮からの風景その2

 その後、鎧の博物館に入った、おそらくここは昔の城壁だったのだろう、狭く長い廊下には外が見える窓がいくつもあり、そこに射撃台みたいなものが置かれている。後ろには鉄製の鎧が軟体も並んでいる。鎧も各人工夫をこらしていたのだろう、ユニークな物がたくさんが並んでいる。
でも、こんな思い鎧を着て戦うより、鎧無しの方が動きが機敏で、実は強かったのではないかと思ったりもした。

拷問用の椅子。

 そんな感じで8つ位の展示物をみて歩いた。

 プラハの夏はこんなに暑いのだろうか? 日差しが強く、暑かった。空気は乾燥しているので、木陰に行けば、そこそこ涼しいが、日光に照らされるとくらくらする。
 朝宿から外に出ると、明るすぎて、目がくらんでしまう。こっちの人は、サングラスをしている人が多い。子供までサングラスをしている。

 実は、このた旅で帽子を4つなくしていて、今帽子が手元にない。街をふらふら歩いていたら、アウトドアショップがあり、中にはいってみた。

すると、自分が欲しかった、ソフトなツバのついたハットを見つけてしまったので速攻で勝ってしまった。帽子をかぶって外に出ると、顏に日が当たらないので、楽になった。

 チェコって、ビールの一人あたりの消費量は世界一なんだってと妻が得意げに言う。なんかにそう書いてあったらしいのだ。

 そうかヤッパリビールを飲まなきゃということで、スーパーで何種類か買って飲んでみた。こっちは黒ビールも人気らしくて、適当に選んだ5種類のうち3種類が黒ビールだった。
このビールも意外と、さっぱりしていた。自分としてはちょっと濃い感じの物が好きで芳醇なベルギービールがこの旅で好きになってしまったのだが、ちょっと物足りない気がした。

 そんな事ないだろうと思い、ビアホールで生ビールを飲む事にした。スーパーで買うビールは500ccで100円前後、ビアホールでは35Kcトか40Kcとか書いてある。200円前後か。
ひっきりなしにビールをつぐおじちゃん。

 午後3時にオープンするビアホールにいってみた。
ビールで乾杯
ここは、席に着くと勝手にビールがもってこられ、飲み干すとまた勝手に持ってくるそうだ。飲み放題ではなく、しっかり、お金を取られるので、もういらないときはコースターでふたをする。

 妻は1杯でお腹一杯になったので、少し残しておいたが、容赦なくビールを持って来たので。もういらないと断っていたが、なんあもういらないのかとしつこい。
結局、3杯飲んで20Kcチップよこせといわれたので、全部で140Kc(700円程度)払った。
 
 夜もビアホールで食事。あんまりお腹がすいていないので、ローストソーセージインダークビールというのを頼んだ。これはソーセージの黒ビール煮みたいなものかな?
 煮込んだソーセージにケチャップ味のチリソースを絡めたような感じで、結構辛い。、ケチャップ味なので、味的にはB級なのであるが、辛さがビールによくあう。
ソーセージのクロビール煮
食べているうちに病み付きになりそうだった。椎名誠の「辛いは美味い」という本を思い出した。

 ビールはヤッパリ、俺的にはベルギービールが好きだ。

 プラハの街はボヘミアンガラスの産地ということで、お土産物屋さんは、ガラス製品できらきらと輝き、おしゃれだった。

ガラス細工

DATA
日付: 8月1日〜4日
宿: Guesthouse / Penzion Davids
   1泊あたり36.3ユーロ合計 108.8ユーロ