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2013年9月9日月曜日

オーストリア ザルツブルグでサウンドオブミュージック


 ザルツブルグには、ウイーンから列車で3時間くらいかけてやってきた。
この時期ザルツブルグは音楽祭が行われており、宿がなかなか見つからず、同じ宿に連泊できず、1泊目と2泊目は異なる宿となった。
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 しかも予約できた宿は、2つとも市内から外れたところにあり、少々面倒だった。

 1泊目は、ビジネスホテルのドミトリールームで2人で税金込みで67ユーロ。9000円近い値段だ。しかしながら、いつも泊まっているホステルと比べると、3レベルくらいは清潔な感じではあった。

 到着した日は土曜日の6時過ぎ。今日は既に周りの店はすべて閉まっており、ホテルの隣のレストランで、渋々食事をしたが、妻はキノコソースのシュニッツェエル(トンカツみたいなもの)と自分はハンバーグみたいなものを頼んだが、あんまり美味しくはなかった。

 最近歩く時間が多く、疲れていたので、この日は移動だけで部屋でゆっくりする事にした。

 2日目は朝から宿を移動するために、バス停へ向かう。バス停では。小さな子供を連れた日本人の家族がいて、少し話をしたが、これからイギリスに向かい、イギリスに住むそうで、旅行しながら移動しているそうだ。

 次の宿に荷物を預け、翌日のサウンドオブミュージックツアーを申し込み、街に出た。
ザルツブルグの街は、日本人が多く、至る所から日本語が聞こえてくる。日本人の団体客のツアーの後をつけて、説明を盗み聞きしながら行く。(笑)

 ザルツブルグはモーツアルトの生まれ故郷で、生家と、暮らした家がある。中は有料で見る事が出来るが、外観を見ただけで入らなかった。
モーツアルトもピアノ
旅をしてて思うのが、坂のある街と、水が有る街には情緒を感じる。坂と水が街の景観を感じよき物にしていると思っているが、今までに行ってきたプラハや、ブタペスト等の街は、大きな川が流れ、その川の近くの丘の上に、お城が建ち、素晴らしい街が形成されていた。

 ザルツブルグもまた、同様の造りで、川があり、坂の上には要塞が建っている。街が小さい分、川も小さく、坂がきついのでより情緒豊かな街になっているとおもった。

 旧市街は、川と崖のに囲まれた小さな、エリアにあり、そこにいくつかの大きな、教会や、コンサートホール、広場があった。また、小さな道の脇にはびっしりとお店が建ち並んでいて、通りにはたくさんの観光客が、歩いている。
本当に歌っているような骸骨

 お店は、高級な小売店が多い様に感じた。我々は、モーツアルトの肖像が書かれた紙で包まれたチョコレートを買ってたべてみた。一つ0.6ユーロそんなには高くはない。
モーツアルトチョコ

 味は、チョコの中に栗かなんかの、ペースト状のものが入っており、そこそこ美味しかった。ショーウインドーの中にあるお土産物やさんでは、いままであまり見かけた事のない、人形等のオリジナルの物が多かったように思われる。

いくつかいいなと思われる物もあったが、荷物が増えるので、購入はしなかった。

 音楽の街ザルツブルグでコンサートを見るというのも、ここに来た目的でもあり、コンサートホールのチケット売り場に行ってみた。

 夏の音楽祭の間ウイーンフィルハーモニーオーケストラが、ザルツブルグで演奏をしているので、それを聞いてみたかったのだが、席は最後2席空いていると言われたが、料金が一人155ユーロ、2人で310ユーロ4万円。。。 ちょっと高い。
しかも演目は、全く知らない曲だった。

 他に、チケットはないかと聞いてみたら、教会でやるコンサートがあるという。これも演目は知らないが、料金が40、25、15ユーロがあったので、15ユーロのチケットを買った。


 教会の前には、たくさんの屋台が出ている。サンドウイッチ屋さん、ハム、ソーセージ屋さん、チーズ屋さん、果物屋さん等等。ハムソーセージ屋さんでは試食もでているので、干し肉と生ハム、パンをつまんでみた。実をいうと、パリ食べた肉類(生ハムも含む)が臭くて、少し肉が嫌いになっていた所だが、干し肉も、生ハムも臭みがなく美味しかった。

 また、パンもドライフルーツとナッツがたくさん入っており、美味しかったが、ちょっと味が濃すぎる感じもした。

 生ハムがおいしかったので、ここで生ハムのサンドイッチを買ってお昼にした。

 しかし、この食べ物屋さんのなかにある商品に、蠅が集っており、最初こんなもの食えないと思ったが、よく見るとそれは蠅ではなく、だった。蜂だと、逆に、甘くて美味しいから、集まってくるような気がして、別に気にならなくなるから不思議だ。



 ブラブラしていると、朝会った家族に出会った。上の要塞まで行って来たという。要塞まではケーブルカーが有るのだが、値段がなかなかいいので、我々は歩いて登る事にした。
ケーブルカー
かなりキツい坂を上って行くと、ザルツブルグの街が一望できるところまでやってきた。下の広場からは、ストリートミュージシャンのアコースティックな音色が聞こえてきてなかなかいい感じだ。
こんな景色を見ながら登って行く



 途中分岐があり、左に行けば要塞だったが、なんだか右のほうが、いい感じがしたので、右にすすむと、道は森のなかに通じており、地元の山をハイキングしているような感じになる。しばらく歩くと、頂上のような広場にでた。


そこには、金きらな小さな塔があった。その塔の中には何故か、金きらな仏像があった。なんで、仏像があるかわからないが、タイの仏像のようであった。
この中にタイの仏像が

 結局お金もかかるし、時間もなくなったので要塞には行かず、一旦ホテルに帰った。
夜の要塞
コンサートはTシャツ短パンでは格好がつかないので、ニューヨークのユニクロで買った襟付きシャツをの一張羅を着てオサレをして出かけた。

 コンサートはやはり,Tシャツ姿の人はいないが、完全なフォーマルな格好の人もいるにはいるが、そんなに多くはなく、浮かずにすんだ。

 今日の演目は、知らないのだが、演奏者と指揮者が出てきて、始まったとおもったら、ずーっと音合わせをしている。ずいぶん長い音合わせだなと思ったら、実は、そういう曲だったみたいで、いつの間にか終わり、拍手をみんなしていた。

コンサート終了
あれ??? 2曲目も3曲目も音合わせみたいな曲だった。最後は、みんな長く拍手をしているので、かなりいい演奏だったのだろうが、私にはわからなかった。
広場ではフィルムコンサート。こちらも面白うそうだった
いつも、いろんな物を観ると、それを理解できる様になりたいと思うのだがこの曲は理解できる様にはなれないだろうし、別になりたくはないと思った。

 翌日は、朝から映画サウンドオブミュージックのロケ地を巡るツアーに行った。
サウンドオブミュージックは数年前にビデオを見たのだが、子供達の家庭教師として、お金持ちの家にやって来た音楽教師マリアが持ち前の美貌と、明るさと美声で仕事を全うし,子供達からもまた、父親からも愛され、その父親と結婚するというサクセスストーリーだったと記憶している。

 ミュージカルなので、ストーリはどうでもいいが、まあ、旅に出る前に良く見ていた韓国歴史ドラマと大筋でストーリーは同じだ。韓国ドラマがパクったと思ってはいないけど。

 この映画は、素晴らしい歌と、素晴らしい風景が見所の映画だったと思っている。

 ドレミの歌が、ドはドーナツのド、レはレモンのレでないとこの映画を見て知って、衝撃だったのを覚えている。


 ツアーは、マリアが家庭教師としてやって来た時に降りたバス停、邸宅、湖で船から落ちたところ、最後結婚式を挙げた教会等を観て廻る。

 日本語ツアーもあったのが、時間的に無理があったので、英語ツアーに参加したのだが、説明が95%わからない。理解できるのは、ザッハトルテのカロリーが10000Kcalだとか、ツアー客に映画は見たかと訪ねて、自分は見てないとかのガイドのおばちゃんのつまらないギャグばかりだ。フィリピンでの英語修行の成果が出なかったが残念である。


 最後は、ビデオで、映画の名場面を流してくれたので、見てきたものが何なのかを理解する事が出来た。

 帰りのバスの中では、サウンドオブミュージックの歌が流され、ガイドさんが所々で音声をカットして、その部分をお客さんが歌うという感じで、無理矢理歌わせるという仕掛けもあった。

 隣に座った香港人の女性は、完璧に歌をマスターして来ており、楽しそうに歌っていた。もしこのツアーに行くときは画の歌をマスターして行くと楽しいと思う。

 ツアー終了後、我々は、列車でミュンヘンに向かった。


Data:
訪問日  8月10〜12日
宿    MEININGER Salzburg City Center
       Kolpinghaus Salzburg


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2013年9月7日土曜日

ウイーン 


 ウイーンには、orangewaysというバスで、ブダペストから3時間程かかってやってきた。
ブダペストのバスターミナルでorangewaysのプラットホームを聞くと、ここのターミナルではない別会社よと、インフォメーションのおばちゃんが素っ気ない態度をとった。

 場所は知らないと素っ気ない態度のおばちゃんに、言葉が分からないふりして、何処に有るんだとしつこく聞いたら、教えてくれた。

 orangewaysのバス停は、この立派なターミナルの道向かいにあり、バス停マークが有るだけの路線バススタイルのバス停で、日がさんさんと差しており陰もない。
オレンジウエイバス停
でもバスは立派なバスを期待していたが、トイレもない、長距離バスとしてはこの旅一番の、ボロさだ。しかしながら、車内のエアコンは程よく効き、汗まみれになったEurolinesのバスよりは快適だった。

 3時間程でウイーンに到着。バス停はヤッパリ道端。しかしながら、地下鉄の駅は近いので、地下鉄で、西駅まで行き、近くの宿に到着。

 西駅は新しく立派であった。いくつかのショップが入っており、フードコートもある。
夕食は、西駅のフードコートで摂った。タイ風エビチリと、野菜炒め見たい物と焼きそばとご飯。量もたくさんあり、まあ美味しかった。困ったときのアジア飯だ。
西駅 新しくてきれい。凝った造りだがお洒落さはない。
ウイーンでの観光はシェーンブル宮殿と、市内にある王宮を見学。オーストリアのハプスブルグ家と言えば、マリアテレジアしか知らなかったが、シェーンブル宮殿では皇帝フランツヨハネス1世とその妃であるエリザベートに関しての展示がおよび説明が多かった。

 エリザベートについては、実は、ミュージカルを日本で見た事があるのだが、当時エリザベート自体が何者か知らずに見ていたので、ストーリーを理解していなかったのだ。

 当時世界一美しいと言われたと呼ばれたエリザベートは、16歳で皇帝に一目惚れされ、嫁入りするが、宮廷の生活が肌に合わず、精神的に病気になったりしたそうだ。

 どこかの国の皇太子妃も、病気になったりしていて、皇室に重圧がかかるのは今も昔も変わらないのだろう。

 エリザベートは、自分の魅力は美しさにあると言う事を十分に理解しており、この美貌で人々の心を引きつけようと考えたのだろう、美しさを保つために、日々ダイエットに励み、身長173cm、体重50Kg、ウエストサイズ50cmの若いときのプロポーションをほぼ、保ったそうだ。王宮や、シェーンブル宮殿では、ダイエットに使ったという、吊り輪や、階段鉄棒等が、展示されていた。
エリザベート博物館の絵


 この当時でプロポーションを保つために、こういった事をやっていた人はそうたくさんいないだろう。この運動にによるダイエット効果を認識していたとは流石は王妃であるなと感心した。

 撮影禁止なので、写真はないが、王宮で見た鉄棒は巾が1m程度のもので、ちょうど日本で流行ったぶら下がり健康器のような物であり、実は、ぶら下がり健康器はこのエリザベートの鉄棒のパクリではないかと思った。

 また、特に晩年では、伝統を重んじ、形式張った宮廷生活に嫌気をさし、旅行に明け暮れるあたりも、皇室としてはどうかと思われるかもしれないが、しっかり自立しており、

 どこかの国の皇太子妃も、伝統にとらわれず、自分らしく有るためにどうすれば良いかを見つめ直し、ぜひ復活してもらいたいなとこの展示をみてつくづく思った。

 このオーストリアの王宮と、シェーンブル宮殿は、かなり大きく広いが、パリのベルサイユ宮殿と比べると小さめである。ベルサイユ宮殿は大きすぎ、エクステリアもインテリアも豪華ではあるが、かなり悪趣味な感じを持っていたのに対して、ここの物は、十分に豪華ではあるが、センスがよく、ベルサイユよ比べて小さめ部屋や、壁に飾られている絵が、家族の肖像画等であったりするところから、実際にここに暮らしていたのだろうなという印象を受けた。

王宮には伊万里も展示されていた


撮影禁止であり、写真を撮れなかったのが本当に残念だった。
豪華ディナーの食器セット

 シェーンブル宮殿で気に入ったところは、大広間である。ここには、シャンデリアがいくつもか飾られており、天井のフレスコ画も良かった。ベルサイユ宮殿の鏡の間と同じような物であるのだろうと思ったが、こちらのほうがセンスが良かった
こっそり大広間撮りました
また、もう一つ、漆の間というところが良かった。ここは、中国の漆のパネルを金の枠で、装飾した板で、壁が作られている部屋で、漆と金が非常によくマッチしており、豪華でありながら趣味がよく、落ち着いた感じの部屋だったと思う。
王宮近くで食べたザッハトルテ。ガイドブックに載っていた店だが、お客は日本人が大半で、店員の対応が悪く、劇マズ。
王宮では鴨もシンクロナイズスイミング
シェーンブル宮殿には動物園があり、パンダがいるそうだ
ウイーンは、音楽の都でありウイーンフィルハーモニーの本拠地でもあるが、8月はコンサートはお休みということで、市庁舎前のフィルムコンサートを観に行って来た。

 市庁舎前には巨大なスクリーンが設置され、毎晩暗くなるころからコンサートやオペラのビデオが流される。ここには屋台が並び、屋台で晩ご飯を食べ、ビールを飲みながら音楽を鑑賞することが出来るというもので、夏の風物詩だそうだ。
巨大スクリーンでオペラの上映

 屋台は、世界各国の料理が選べる。日本料理では鉄板焼きが有った。我々は折角だからということでウイーン料理とオーストリアビールを買い込んだ。
オーストリア料理だそうだ
ウイーン料理は、どんな物か説明しにくいので割愛するが、美味しかった。ビールも、良くわからないので、適当に頼んだら、色の黒いビール薄い黄色のビールがでてきた。黒い方は黒ビールを普通のビールで割ったようなもので、黒ビールの風味が強くないが、しっかり主張していて、味わい深く美味しかった。また白い方は、ビールと柑橘系のジュースで割ったような感じのものであったが、フルーティーな風味がよく、ジュースのようで美味しかった。
ビール売りのお姉さん

 スクリーンではオペラをやっていた。言葉がよくわからないので内容ははっきりわからないが、おばさんが何かの相談をしに牧師のところにやってきていろいろと訴えかけるのだが、牧師は、おばさんを色目で見て、服を脱がしたりしてちょっと怪しい動きをする。おばさんがその気になってしまうと、牧師は、もう興味がなくなり逃げ出そうとしたところに、その様子を外から覗いていた軍服を着た女性将校が乱入して来て、おばさんに抱きつき、二人はベッドを共にしてしまうというものすごいストーリーのようだった。

 牧師は偽牧師で、服を脱ぎ、付け髭をとると、全盛期のホリエモンのようで笑ってしまった。

ここに書いたストーリは一幕の終わりの物で2幕が始まったが、眠くなったので帰ってしまった。


 宿は、ホステルのドミトリーにしたのだが、この宿で、日本人の女の子と、日本語バリバリの韓国人の男の子に会った。4人で部屋でいろいろ話をしたのだが、韓国人の男の子は、
 腕に巻くミサンガというのかな?ブレスレットを作れるという。あっという間に3人分のブレスレットを作ってプレゼントしてくれた。我々は、何も返す物がなかったが、彼の気持ちを有り難く受け取った。
頂いたミサンガ
旅での人との出会いも楽しいものである。

データ
訪問日 8月7日〜10日
宿   Westend City Hostel 8人ドミ 一人一泊あたり17.9から19.9 ユーロ 
 
何故か有料体重計。体重は増えてはいなかったヾ(=^▽^=)ノ