TOP

ルート
準備


持物

旅行記
写真
ブログ

自己紹介

ラベル アルベロベッロ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル アルベロベッロ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年10月21日月曜日

おっぱい屋根の街 アルベロベッロ

 バーリから、電車で1時間半くらい行ったところのアルベロベッロという街に行って来た。
ここは、石を積んで円いドーム状の屋根と作ったトウルッリという名前の建物がたくさん集まる町並みが世界遺産となっている。

 列車がアルベロベッロに近づくと、車窓からもトウルッリが見えるが、単なる物置小屋のようである。


-------------------------------------------------------
ブログランキングに参加しています。
挨拶代わりに下のバナーをプチッと押してください。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
-------------------------------------------------------



 駅から10〜15分程歩くとその町並みはあった。
 小高い丘の麓から、上までびっしり、トウルッリが立ち並んでいる。なんだかテーマパークのような感じさえする。

アルベロベッロのトウルッリ

 ここは観光化されており、殆どのトルッリがお土産物屋さんや、レストラン等になっているようだ。





大抵のトルッリは平たい石を積んで作ったドーム状の屋根を2つ並んで作ってあり、屋根の先端には円いものが付いており、先端から50センチ程度白く塗られているものが多い。
屋根は平たい石が積まれている
屋根の先は白く塗られている物が多い


 その様子は、どう見ても女性の乳房のようでしかも、乳首をつまんで上に引っ張ったような形のデザインである。何故にこのようなデザインにしたのかが非常に興味深い。

おっぱいに見えてしまう。

くまモンも屋根の形が気に入ったモンと言ったかはわからない。

 中は天井がはやりドーム状になった形をしている。中に入ると、別の棟に屋上があり、そこからの眺望を楽しませてくれるお店もある。

 通りを歩いていると、日本語で話しかけてくる店員さんも多く、レストランのメニューも日本語対応しているようである。

 入り口に「陽子のお店」と書いてあるお店があった。出かけているのか中には誰もいなかったが、この陽子さんが教えているのかもしれない。


 なんでこんな家が多いかはガイドブックには、この屋根の構造はすぐに壊れるようになっており、役人が家の税金を取りに来た時にすぐに壊せる様にと、脱税対策であったと書かれていた。

 しかしながら見た感じ本当に、簡単に壊す事が出来るのかは、疑問である。


 なかなか面白い町並みではあるあが、それだけである。2〜3時間見学して、バーリに戻った。

降り口には花が飾られオサレさを演出

 バーリの街は、ナポリとは違い、ゴミも殆ど落ちてなく、清潔だ。宿は、ナポリの宿の方が奇麗だけど。。。

 旧市街まで歩いて行ってみたが、もう日は落ちてしまっており、旧市街の中に入ると、道は狭くクネクネしており、人通りも少なかったので、安全を考慮して、奥までは行かなかった。



バーリの旧市街の中。暗いとはいえまだそう遅くない時間だが。人がおらずヤバいア感じ

 この日は、イタリア最後の日。オサレなレストランを見つけたので、そこで食事をすることにした。

オサレなレストラン

 最近野菜を食べていなかったのとお米が食べたかったのでサラダと、リゾットを注文。それと、メニューがあまりよくわからなかったが、魚も食べたかったので、アンコウとエビのなんとかというのを頼んでみた。

 そのなんとが来てみてびっくり、なんとかはでっかいペンネだった。なんと、炭水化物だらけだった。

 アンコウは、日本では高級魚で食べる事は少ないが、こちらではメジャーな魚のようで、魚屋ではよく見かける。日本で食べるアンコウは少し身が柔らかく、水っぽい感じがするのだが、このアンコウ、身がプリッとしまり、美味しかった。

 しかしながら、ペンネとリゾットと交互に食べるのは辛い。

 リゾットは、一見美味しいが、塩の分量間違えただろうと突っ込みたくなるほど塩辛かった。パンの味も塩気がつよく何も中和することができない。この辛みを中和できるのは白ご飯しかないが、悲しいかな、リゾットはご飯で、ご飯をご飯で中和するのは嫌なのだ。

塩辛リゾット

 こんな塩辛い物を全部食べたら、血圧が上がりそうだと思い、半分以上残してしまった。

 食事後、満面の笑顔でイケメンウエイターが、どうだ美味しかったか?良かったか?と聞きに来た。大量に残したリゾットを前に、嘘はつけない。塩気で血圧が上がってたのかもしれない私は、「Sorry no good too salty」と思わず叫ぶように答えてしまった

 他の客は振り返ってこちらを見ている。

 イケメンウエイターは顏を赤らめ、苦笑いをして引き下がって行った。
 少しプライドを傷つけられ、彼の血圧が上がらないか心配になった。

 日本でも少し高いレストランに行くとそうだが、海外では大衆レストランでも大抵、良かったか?美味しかったか?と美味しかったと答えても、再度又しつこく聞かれる。最近そのしつこさに少し嫌気がさしている。

 これはCS調査(顧客満足度調査)なんだろうか?この答えは今後のレストランの経営に反映されるのだろうかといつも思っているのだが。今まではそう美味しくなくてもgoodと答えていたが、こういうのって、正直に答えるべき物なのか、社交辞令的に良かったよと言うべき物なのか悩む。

 他の人はどう答えているのだろう? 調査してみたい所である。



-------------------------------------------------------
ブログランキングに参加しています。
面白かったという人は下のバナーをプチッと押してください。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
-------------------------------------------------------